NECディスプレイソリューションズ(赤木登社長)は、ワイヤレスプレゼンテーション機器「MultiPresenter Stick」とデジタルサイネージ用メディアプレイヤー「MP-02」の販売を開始した。両製品ともに、ディスプレイやプロジェクターのHDMI端子に装着できるスティックタイプの小型周辺機器で、既設ディスプレイ機器の機能を会議やサイネージ向けに簡単に拡張できる。

 MultiPresenter Stickは、会議室のプロジェクターなどに装着することで、会議参加者のPCやモバイル端末の画面を無線LAN経由で投影できるようにする製品。Windows、Mac、iOS、Androidに対応しており、最大16台の端末の画面を同時に表示できる。発表者が交代する度にケーブルをつなぎ替える必要がなくなるほか、投影中の画面は会議参加者各自の端末上にも表示されるので、手元でメモを追加して保存することもできる。また、簡易的なファイルサーバー機能も搭載しており、会議参加者間でのファイルの受け渡しも可能。

 MP-02は店舗や各種施設でデジタルサイネージを簡単に実現するための製品で、装着したディスプレイに画像や動画、テキストなどのコンテンツを表示できる。コンテンツはWindows PC用の専用ソフトで作成し、無線LANまたはUSBメモリ経由で転送する。表示するコンテンツは曜日や時間帯に応じて自動的に変更するようにも設定できるので、店舗でのオペレーションの手間がなく効果的な広告・情報発信が可能。

HDMI端子に直接装着できるスティック型タイプ(外観は2製品共通)

 想定実売価格はMultiPresenter Stickが3万円台前半、MP-02が7万円台後半で、NECディスプレイソリューションズでは1年でそれぞれ1万台、3000台の販売を見込んでいる。(日高 彰)