エフセキュア(キース・マーティンカントリーマネージャ)は、このほどパートナーカンファレンスを開催し、新製品であるぜい弱性管理ソリューション「F-SECURE RADAR」と新パートナープログラムを紹介した。

神田貴雅
プロダクト部長
 F-SECURE RADARでは、ネットワーク内に潜むぜい弱性を検査する。3種類のスキャン技術を搭載しており、まず「Discovery Scan」でネットワーク全体をマッピングする。次に「System Scan」でシステム構成の不備やOS・アプリケーション、「Web Scan」でウェブアプリケーションに潜むぜい弱性を検査。あぶりだしたぜい弱性を管理し、レポート機能でぜい弱性対策情報などを確認することができる。ぜい弱性への修正を行った後は、ネットワークの再スキャンを通して全体を把握。このサイクルを繰り返すことで、常に最新のぜい弱性管理を行うことができる。神田貴雅・プロダクト部長は、「全体の把握がしやすく、ブラウザベースのインターフェースでスマートな分析が可能。スケジュールされたぜい弱性の自動検査やレポート機能などがポイントで、効率的にぜい弱性を管理し、常に最新のセキュリティ状態を保つことができるのが特徴だ」と説明する。

 また、カンファレンスにおいては、新たなパートナープログラムも発表。SMB(中堅・中小企業)向け、クラウド型セキュリティソリューション「プロテクション サービス ビジネス(PSB)」の販売を中心としたプログラムと、エンタープライズ向けライセンス製品販売が中心のプログラムという、市場セグメントに応じた2種類のプログラムを用意した。

小林康憲
営業本部長
 SMB向けプログラムでは、取引実績や販売目標などに応じて「ダイヤモンド」「サファイア」「クリスタル」の3種類に分類。小林康憲・営業本部長は、「SMBは4910万人(ライセンス)のビジネス規模があるが、ここに対してセキュリティベンダーが現状、すべてをカバーしているわけではなく、ホワイトスペースがまだまだある。そこに対して、パートナー様に販売いただくためのプログラムを用意した」と狙いを語る。また、エンタープライズ向けプログラムは、「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」で分類。両プログラムともに、日本語でのオンライントレーニングの提供を進めている。

 さらに今後、ダイヤモンド、サファイア、プラチナ、ゴールドのパートナーに限定して、新製品F-SECURE RADAR用のパートナープログラムを別途用意する予定。「製品販売にとどまらず、マネージドサービスやコンサルティングを展開するパートナーに有益なプログラムになるだろう」とした。(前田幸慧)