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ATENジャパン IT機器と映像機器の統合提案を拡大 4K対応とIP伝送製品を推進
2016/11/16 19:15
週刊BCN 2016年11月07日vol.1652掲載
取締役
一方で「映像業界以外でも、サイネージや監視などで映像機器の需要が拡大している」といい、IT製品や構築サービスを合わせて提供できるSIパートナーの役割が重要になっている。
昨年末に発売したコントロールボックス「VK2100」は、同社製映像機器をLAN経由で操作する機能に加え、シリアル通信やリレースイッチなどのポートを備えており、空調や照明、電動カーテンなどの設備を一括制御できる。会議室にあるタブレット端末に触れるだけで、プロジェクターが点いて入力が切り替わり、照明が消えるといった制御システムを簡単に構築できる。
最近ではロードサービス業者のコールセンターで、同社のビデオスイッチャーと合わせて導入された実績があるという。
今後は2018年の4K実用放送開始をにらみ、各種機器の4K対応を進める。また、同社では消費電力の可視化が可能なPDU(電源タップ)や、LAN経由で画面やキーボードの信号を伝送できるKVM over IP製品も提供しており、ITと映像のインフラをトータルで最適化できる点を訴求していく。(日高 彰)
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