ネットワールド(森田晶一社長)は、次世代のITインフラ基盤を披露する場として、「Networld .next 2016」を開催した。

ネットワールド
森田晶一社長
 イベントでは、まず森田社長が挨拶し「多様性の時代が到来しているなか、選択肢としてインフラに求められているのはスピードと個々のニーズへの対応」とアピールした。そのうえで、コンバージドインフラが選択肢の一つに浮上していること、ネットワークでSD(ソフトウェアディファインド)が重要になっていること、永遠のテーマとして「ワークプレイスインフラ」という選択肢もあることなどを説明。最後に「AIやディープラーニングなども出てきている」と話し、次の登壇者にバトンタッチした。

ネクストリーマー
向井永浩CEO
 基調講演は、ネクストリーマーの向井永浩CEOが「人工知能(AI)を活用した対話サービスの現状とビジネス活用の鍵」と題して、「AIの未来は明るいが、今日の先にしか未来はない」と、今の取り組みが将来につながる重要性を説いた。

 AIは注目を集めているが、ロボットの実用化や自動運転など、今後の実装を見据えた技術が中心となっており、現状では日々の生活でAIを体感する機会が多いとはいえない。「人工知能研究開発エンジニア集団」と銘打っているネクストリーマーでは、10年先でなく1年先のAIに焦点をあてて製品・サービスを開発しており、1年後のビジネスをAIで変革するために「今できること」に取り組んでいる。自然言語処理を用いた次世代の対話型インターフェースソフトウェア「MINARAI」を開発して、実用化を目指した開発や実証実験を進めていることをアピールした。

ネクストリーマーの基調講演では「AI-Samurai」のリアルな対話を披露

 また、画像から個人を認識してリアルタイムに音声での対話が可能なAI搭載の「AI-Samurai」を披露したほか、「さまざまなベンダーが、さまざまな角度でアライアンスを組んで新しいものが生まれる可能性が高い」と、オープンイノベーションの重要性も説いて、講演を締めくくった。(佐相彰彦)