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インテグレータ目線で語る「AWS re:Invent 2016」

2016/12/26 22:02

 アイレット(齋藤将平代表取締役)は、米国ラスベガスで2016年11月28日から12月2日に開催された『AWS re:Invent 2016』をテーマにしたメディア向けの発表会として、「cloudpack “AWS re:Invent 2016”報告会~AWSの目利きが語る注目の新機能を一挙解説!~」を12月22日都内で開催した。


AWS re:Invent 2016の概要を語る執行役員の後藤和貴氏

 イベントでは新たに24の新サービスが発表されたが、その中でも注目サービスとしてAmazon S3 内においたデータのインタラクティブな検索が可能な「Amazon Athena」、接続されたデバイスでローカルのコンピューティング、メッセージング、およびデータキャッシュを安全に実行できるようにするソフトウェアとなる「AWS Greengrass」、音声やテキストを使用した会話型インターフェースをさまざまなアプリケーションに構築し、チャットボットをすばやく簡単に開発することが可能となる「Amazon Lex」、アプリケーションパフォーマンス監視、デバッグ支援ツールの「AWS X-Ray」、ジョブ定義することによって分散バッチ処理を自動的に実行する「AWS Batch」、ソースコードのコンパイル、テストの実行、すぐにデプロイできるソフトウェアパッケージの生成を行う「AWS CodeBuild」の6種類を紹介。それぞれのサービスの概要と、予想される今後の展開などについて説明した。
 

Amazon Athena
 

AWS Greengrass
 

Amazon Lex
 

AWS X-Ray
 

AWS Batch
 

AWS CodeBuild

 6サービスの説明を終えたうえでアイレット執行役員の後藤和貴エバンジェリストは「大爆発する、グッとくる発表はなかったものの、あらゆる種類の業務がAWSに乗るとイメージできた」と、昨今クラウドというテーマで話題に上がることが増えてきた「マイグレーション後」を想起させる発表となっていたとイベント全体を総括。加えて「あくまで私見だが、『競合対策』の視点が随所に意識されていたのでは」と、現在世界で55社、日本では7社となっているAWSのプレミアコンサルティングパートナーとして、AWSが見据えているであろう構想を語った。(藤代格)
 

アイレットから見たAWS re:Invent 2016の全体のまとめ
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