アイティフォー(東川清社長)は2月6日、決済クラウド「iRITSpay(アイ・リッツペイ)」が2016年12月31日付でクレジットカード業界のセキュリティ基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)Ver3.0に準拠したと発表した。

 PCI DSSは、クレジットカードの会員データ保護を目的として国際カードブランドの5社(American Express、Discover、JCB、Mastercard、VISA)が共同で策定した国際的なセキュリティ基準。国際的に求められるセキュリティ基準を満たすものとして広く採用されている。

 一方、決済クラウドのiRITSpayは、ICチップ付きカードへの対応をクラウドサービスで行うもの。18年に施行される改正割賦販売法では、20年までにICチップ付きカードへの対応を義務付けている。カード番号などカード情報の保持に関しても厳格なセキュリティ対応を同法では求めており、その基準としてPCI DSSが用いられることになった。

 今回、PCI DSS Ver3.0に準拠したiRITSpayと決済ターミナルのiRITSpayターミナルを導入することで、小売店はICチップ付きカードへの対応とカード情報保持に関するPCI DSS準拠を同時に低コストで対応することが可能となる。税別価格は、iRITSpayが月額40万円、iRITSpayターミナルが1台8万円。