電子機器・部品の販売や製造装置の製造などを主力ビジネスに据えるダイトロン(前績行社長)では、新規事業としてUPS(無停電電源装置)の取り扱いを開始し、Eaton製UPSの拡販に積極的だ。低価格であることを武器に、マーケットシェアの拡大を図る。

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徐 信也係長、森崎文博氏、山田真紀氏

 Eaton製UPSは、米国を中心に導入が多く、世界トップクラスのマーケットシェアをもっている。ダイトロンは、日本で保守・メンテナンスまでを手がけるメーカーに準ずる役割を担う販売代理店として、Eaton製UPSを販売。マーケティングとセールスを行うM&Sカンパニー内に、Eaton製UPSを中心とした省エネ/畜エネ/創エネに関するソリューションを提供する専門部署「グリーン・ファシリティー部」を設置した。同部で小型UPSの販売を担当する徐信也・営業グループ担当係長は、「グリーン・ファシリティー部は新規事業で、当社の売上規模を引き上げる役割を担っている」と説明する。

 最近になってHCI(ハイパーコンバージドインフラ)のニーズが高まっていることから、ニュータニックス製品と連携する「9PXシリーズ」の販売増に力を入れている。とくに、皮相電力が3000VAの「9PX3000GRT」は、「価格面で優位性がある」と同グループの森崎文博氏は自信をみせる。他社製品と比べて半額程度に設定。加えて、「全国120か所のサービス拠点と約800人のエンジニアがユーザー企業をサポートする体制も整っている」(同グループの山田真紀氏)という。

 今後は、「1500VAのモデルも発売し、顧客層を広げる」(徐担当係長)との方針を示す。(佐相彰彦)