【上海発】松下信息系統(上海)(パナソニック インフォメーションシステムズ上海、陳煥奇総経理)は、インフォテリアのEAI/ESB製品「ASTERIA WARP」(アステリア ワープ)の本格的な販売を開始する。中国のパナソニックグループ企業や外部企業に拡販し、2020年までに100ライセンスの導入を目指す。(上海支局 真鍋 武)

 パナソニック インフォメーションシステムズ上海は、04年7月に三洋信息系統(上海)として設立。三洋電機のパナソニックへの統合に伴い、15年2月にパナソニック インフォメーションシステムズの完全子会社なった。現在は約130人の社員を抱え、中国のグループ企業向けITサポートに加え、外部企業向けにITソリューション事業を展開している。

 ASTERIA WARPについては、日本本社との連携のもと、15年からオフショア案件を手がけており、上海や無錫の分公司で開発体制を整備してきた。一方、システム環境が複雑化する企業が増加してきたことから、中国国内でもEAI/ESBのニーズが拡大。そこで、グループ会社の中国華録・パナソニックAVCネットワークスで、ASTERIA WARPを用いた仕入先・部品メーカーとの発注データ連携システムを構築するなど、先行して導入実績をつくってきた。
 
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パナソニック
インフォメーションシステムズ
大西 元 専務取締役

 中国でASTERIA WARPを販売するインフォテリアのパートナーは、パナソニック インフォメーションシステムズ上海が初となる。本格的な販売開始に向けて、同社は6月23日、上海市でセミナーを開催。ユーザー企業のIT担当者ら約30人を集客し、製品説明やユーザー導入事例の紹介を行った。セミナーに駆けつけた日本本社の大西元 専務取締役は、「グループ企業をはじめ、当社はASTERIA WARPで16年のビジネス経験があり、導入実績はNo.1だ。これまで培ってきたノウハウを中国で展開したい」と意欲を示した。パナソニック インフォメーションシステムズは、15年~16年にかけて2年連続で「ASTERIA Partner of the Year」を獲得している。

 今後は、ヘルプデスクや技術チームの強化に加え、中国向けローカルアダプタ機能の整備などを進めていく。