働き方改革を支援する「ClearDeck」

 ソリトンシステムズは、5月に販売を開始した新製品「ClearDeck」の拡販に力を入れている。同製品では、モバイルワークやテレワークを行うにあたり求められるセキュリティをはじめ、マルチOS対応や個人の生産性を向上させる機能などを提供。気運が高まる「働き方改革」のニーズに応えていく狙いだ。

 ClearDeckは、働き方改革を支援する「ワークスペースプラットフォーム」。クラウドサービスとして提供する。Android、iOS、Windows、macOSに対応している。
 
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松本吉且
ITセキュリティ事業部
セールスマーケティング部
執行役員

 ITセキュリティ製品を開発・提供しているソリトンシステムズが、同製品最大のポイントと位置づけるのは、やはりセキュリティだ。ClearDeckでは、コンテナ技術を採用しており、他のアプリケーションから隔離した安全な領域をデバイス上に作成して、その領域内に業務データを集約する。コンテナ内のデータは暗号化されており、外部からのコンテナへのアクセスや、他のアプリケーションとのデータのやりとりを禁止することができる。そのほか、デバイスやユーザーの二要素認証や、管理者による遠隔でのデータ削除などのセキュリティ機能を提供している。

 また、個人の生産性を向上させることを目指し、タスク管理の機能を搭載。メールやメモから収集した情報を「インボックス」に集約し、「何を」「どこで」「いつまでに」といったToDoを作成。他人に依頼するものに関してはメールの送信時に「連絡待ち」に設定したり、受信したメールを自動的にToDoと関連づけたり、タスク管理を効率化させることができる。

 ClearDeckは、「Office 365」「Salesforce」「Box」といった外部のクラウドサービスとも連携し、セキュアなコンテナ内からアクセスすることが可能。アプリケーションの連携には「REST API」を用いており、今後は「G Suite」「Sansan」「Evernote」などへと連携を拡大していく予定だ。

 ソリトンシステムズでは、ClearDeckの発売にあたり、製品発表セミナーを5月31日と6月21日に開催した。

 6月21日のセミナーで松本吉且・ITセキュリティ事業部セールスマーケティング部 執行役員は、「発表してから2か月ほど経つが、おかげさまで少しずつ認知が広がってきており、お客様も増えている」といい、新製品の手応えを示している。「いつでもどこでもどのデバイスでも安全に使えるのがClearDeck。セキュリティ、プロダクティビティ、マルチプラットフォームを強みに、働き方改革を支援していきたい」と語った。(前田幸慧)