Sansanを使い新たな価値提供を目指す

 Sansan(寺田親弘社長)は、8月7日に開いた事業戦略説明会のなかで、2007年に提供を開始した法人向け名刺管理サービス「Sansan」の導入社数が6000社を超えたことを明らかにした。

 今後は、大手企業へのアプローチに注力するとともに、地方のSMBへの裾野拡大に力を入れる。海外展開においては、すでに拠点をもつシンガポールを中心にビジネスを強化する方針。現状は、現地企業を中心に約100社が利用しているが、「今後は海外にある日系企業も対象にして拡大していく」(富岡圭取締役)。2年後、海外では500社、国内外合わせて1万社の導入を目標としている。

 機能面では、同社の機械学習のスペシャリストやデータサイエンティストが在籍する「Data Strategy & Operation Center(DSOC)」のR&Dチームにおいて、名刺情報をもとにした人脈データベースの活用法の研究開発を進めている。「AIが人脈データベースを解析し、過去のやりとりから将来を予測して、次に会うべきなのは誰なのかなどを提案してくれるような、テクノロジーを用いた新たな価値の提供を目指す」(同)としている。(前田幸慧)