ティントリジャパンは、9月21日、パレスホテル東京でユーザーイベント「Tintricity 2017 TOKYO ~ティントリユーザーの集い~」を開催した。冒頭に登壇した河野通明・職務執行者社長によると、「昨年の来場者数は約120人だったが、今年は申し込み時点で230人に上った」と話した。

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挨拶をする河野社長

 同イベントの目玉となったのが、ユーザーによるパネルディスカッションだ。導入ユーザーとして、あずさ監査法人・中林朋亮氏、スズキ・福屋武之氏、T&D情報システム・阿久津昌史氏、BSNアイネット・坂田源彦氏、三菱電機インフォメーションネットワーク(MIND)・藤原正章氏の5人が参加した。週刊BCN 編集長の畔上文昭氏とティントリジャパンの村山雅彦氏をモデレーターに導入の経緯、成果などを紹介した。
 
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5社のユーザーを交えたパネルディスカッション
 
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左からティントリジャパンの村山氏と週刊BCNの畔上氏

 あずさ監査法人の中林氏は「バックアップやレプリケーションの仕組みが非常に複雑だったので簡素化する」ため、ティントリの導入を検討した。導入後は、「バックアップの課題が解決できた。これまで使用できる電気量に上限があったため、導入できるサーバー台数が制限されていたが、ティントリは保持できるデータ容量に対して消費電力が少ないので、導入台数を増やすことができた」と話した。
 
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左からあずさ監査法人の中林氏とスズキの福屋氏

 スズキの福屋氏は、「ITの専門家ではない部門で運用・管理していたため、従来のストレージは非常にハードルが高かった」と話す。ストレージのレスポンスが低下したり、容量が足りなくなってからストレージ対策を検討していたので「運用管理の簡素化と見える化に期待」してティントリの導入を決定。その結果、「可視化ができ、運用管理にも手間がかからなくなった」と話した。

 T&D情報システムの阿久津氏は、導入前に「vSANと比較をした」と話す。その結果、「ティントリがより適切だと分かった。とくにストレージを切り分けて考えられるのがメリット。導入後はクローム作成時間が、これまで100台80分だったところ、60分と25%削減できた」と説明した。
 
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左からT&D情報システムの阿久津氏、BSNアイネットの坂田氏、MINDの藤原氏

 BSNアイネットの坂田氏は「トラブルがあったときに、どこに問題があるかわかるように可視化したかった」と話す。導入後は安定した運用を実現し、「工数が楽になった。試しに新入社員に運用を任せたところ、問題なくできた点も効果として大きい」と話した。

 MINDの藤原氏は「設計、運用管理の面倒くささを実感していた。ティントリであれば設計、運用がシンプルになることを期待して導入した」と話す。導入から運用までのプロセスがシンプルになった。トラブルがあったときに、慣れないスタッフでも対処ができた」と運用のシンプルさを強調した。
 
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会場の参加者も交えた「◯×アンケート」

 このほか、パネラーのみならず会場の参加者も交えた「◯×アンケート」を実施し、Tintri OSのGUI活用の有無や、クラウドへのバックアップの検討、ハイパーコンバージドインフラストラクチャの導入などについて意見交換を行った。