サイバートラスト(阿多親市社長)は10月24日、IoTセキュリティの事業推進を目的として、同社の発行済み株式の一部をラック(西本逸郎社長)が取得し、資本参加すると発表した。この資本参加にともない、同日の臨時株主総会でラックの齋藤理・常務執行役員がサイバートラスト取締役に就任した。

 サイバートラストは10月1日に、旧サイバートラストとミラクル・リナックスの合併により新会社として業務を開始した。新会社ではこれまでの既存事業に加えて、旧サイバートラストの認証事業とミラクル・リナックスの組み込みLinux事業を融合し、IoT機器のライフサイクル全体の安全性を実現するIoT統合管理基盤「セキュアIoTプラットフォーム」を推進している。

 一方、ラックは、1995年に情報セキュリティ事業をスタート。日本のサイバーセキュリティ対策の草分けとして事業を拡大している。また、2002年から日本でいち早く国内最大級のセキュリティ監視センター「JSOC(ジェイソック)」を発足し、市場動向の注視とセキュリティ監視・運用により、顧客環境で発生するサイバー攻撃の脅威に対してリアルタイムに通知・対処を実施している。ラックは10月20日付で、ソフトバンク・テクノロジーが保有するサイバートラストの既存株式の6.34%(1120株)を取得した。