日立システムズ(北野昌宏社長)は、従来のITインフラよりも大幅に省スペース化と低コスト化が見込めるIT基盤を提供する「ハイパーコンバージド・ソリューション」のラインアップに「VDI Windows10向け高性能モデル」を追加し、12月1日に発売した。

 今回追加したVDI Windows10向け高性能モデルは、グラフィックス処理ユニット(GPU)の大手メーカーである米NVIDIAの仮想GPUソリューションを搭載したハイパーコンバージド・インフラとVDI環境、Windows10への移行サービスや移行後の運用サービスなど、クライアント環境を幅広く支援する付帯サービスを含め、国内で初めて提供するもの。

 グラフィックス処理のためのハードウェアリソースを大量に必要とするWindows10の特性を踏まえたモデルとなっており、グラフィックス処理性能に優れたNVIDIAのGPUを搭載することで、グラフィックスリソースを多く使用するWindows10やアプリケーションなども快適に利用することができる。さらに、VDIシステムとして多くの実績があるヴイエムウェア(ジョン ロバートソン社長)のVMware Horizonをあらかじめセットした状態で提供する。

 ハイパーコンバージド・インフラの運用・保守面では、ヴイエムウェア認定プレミアパートナーであり、国内で唯一のスーパーマイクロ保守パートナーである日立システムズが総合受付窓口を設け、仮想化ソフトウェアとハードウェアに関する問い合わせの双方に対応する。さらに万一ハードウェアにトラブルが発生した際には、全国約300か所のサービス拠点網を生かし、オンサイト対応(訪問での修理・交換)などの迅速な保守サービスを提供する。

 また、ニーズに応じてVDIシステムの運用業務を代行するほか、エンドユーザーに対するヘルプデスク業務の代行、クライアント端末の調達、キッティング、維持・保守なども含めてトータルにサポートする。

 VDI Windows10向け高性能モデルの価格は1800万円から。日立システムズでは、クライアント環境の刷新にあわせてWindows10のVDI化を検討する企業や団体向けに幅広く同モデルを拡販し、2020年度末までに累計20億円の売り上げを目指す。