フリーダムアーキテクツデザイン(鐘撞正也社長)、住宅性能評価センター(庄子猛宏代表取締役)、大塚商会(大塚裕司社長)、オートデスク(パトリック マイケル ウイリアムス代表取締役)、トランスコスモス(奥田昌孝役社長兼COO)は12月12日、オートデスクのBIMソフトウェア「Autodesk Revit」のBIMデータを使用した木造3階建(木3)住宅の確認済証が、住宅性能評価センターから今月1件交付されたと発表した。

 今回の木3住宅BIM確認申請は、一般公開されている4号建築物BIM確認申請テンプレートをベースに、申請で必要になる事項を加え実現させたもの。これにより、木3までの住宅でBIM確認申請が可能となった。

 協業での各社の役割は、フリーダムアーキテクツデザインが住宅性能評価センターの検査項目をもとに、木3BIM確認申請テンプレートを大塚商会に製作依頼。BIM確認申請テンプレートを使い、実案件でRevitデータの建築確認申請を提出した。

 住宅性能評価センターは、確認検査機関の立場から、木3BIM 確認申請手続きのプロセスと審査方法を検討。今後は、構造計算やアドインで作成した図書などについてもBIMモデルの特色を活用した審査を目指す。

 大塚商会は、フリーダムアーキテクツデザイン、住宅性能評価センター両社の要望をもとに、RevitのBIM確認申請テンプレートを作成。オートデスクは、BIMソフトウェア提供者の立場から、BIM確認申請手続きのプロセスをソフトウェア上で効率的に行うための技術を提供した。また、トランスコスモスは、構造設計事務所としてフリーダムアーキテクツデザインが設計したRevitモデルを受け取り、構造計算書作成とRevit構造モデルを製作(構造部分の建築確認申請を担当)している。

 今後は、木造以外の建物や特殊建築物への申請も視野に入れ、各社は連携し、BIMデータを使用した申請・審査プロセスの確立と普及を目指して協業体制を継続していく方針。