東芝クライアントソリューション(覚道清文社長)は1月24日、昨年9月から販売しているモバイルエッジコンピューティングデバイス「DE100」について、対応領域拡大に向けた仕様強化を行い、新たなブランド「dynaEdge」を採用し、「dynaEdge DE100」として一新すると発表した。また、インテリジェントビューア「AR100」、遠隔支援アプリケーション「Vision DE Suite」を商品化し、2月中旬に発売する。

 dynaEdge DE100は、これまでノートPC事業で培った高密度実装技術を駆使し、さまざまな環境でエッジコンピュ―ティングを可能にするデバイス。新製品では、新たにWindows 10 IoT Enterpriseを搭載するモデルを用意し、特定業務でのエッジコンピューティング利用で、高いセキュリテイを提供する。また、Microsoft AIプラットフォームの一部であるAIサービス(Cognitive Services)でのエッジデバイスとしての検証も行っており、AIを利用した次世代アプリケーションを実現するプラットフォームとして利用できる。さらに、Microsoft Azure Certified for IoTプログラムに認定されており、さまざまなIoTのニーズに応えられる製品となっている。

 AR100は、dynaEdge DE100とともに使用することで、ハンズフリーで資料や画像・映像の閲覧が可能になるメガネ型のウェアラブルデバイス。紙の資料や他のデバイスを見ながら行う作業と比べ、業務の生産性と品質の向上を図ることができる。Windows OS環境で利用できることから、既存の情報を容易に活用できるとともに、軽量な本体、精細な表示画面により、屋内外で快適に使用できる。

 Vision DE Suiteは、遠隔地の作業者と支援者を、音声・映像でつなぎ、タイムリーな作業指示や業務指導を可能にするAR100専用のアプリケーション。作業中でも操作しやすいユーザーインターフェースを採用し、描画機能による指導・指示により現場作業がスムーズに行える。カメラでの画像・映像の撮影・保存機能により、証跡管理や技能伝承といった企業の課題解決も支援する。

 さらに、オフィスでの生産性向上に向け、dynaEdge DE100に、Intel Uniteソリューションと、同社オリジナルのアプリケーション「TruNoteシリーズ」を搭載したミーティング用モデルを用意している。大画面の液晶ディスプレイや液晶プロジェクタと市販のセンサを組み合わせることで、簡単にデジタルホワイトボード環境を実現し、デジタルデータを自在に活用した会議運営が可能となる。最大100万ページまでの議事内容を保存でき、また手書きの文字・図形の検索やデジタル変換を行うことができる。