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富士通、田中社長がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受章

2018/01/29 17:00

 富士通(田中達也社長)は1月26日、田中社長がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙され、1月25日(現地時間)にフランス大統領府エリゼ宮で勲章を授与されたと発表した。


レジオン・ドヌール勲章叙勲式 (田中達也 代表取締役社長) 

 レジオン・ドヌール勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルトによって創設されたフランス最高位の勲章で、さまざまな分野で同国に多大な貢献をした人物や団体に授与されるもの。

 富士通グループは99年からフランスに本格進出し、現在、従業員約380人が働いている。欧州大陸で第2の経済大国であるフランスは、同社にとって戦略的に重要な市場。ITサービスやシステムプロダクトを中心に積極的な事業活動を行い、同国の経済に貢献してきた。また、2017年3月にはフランスのデジタル革新とイノベーションを支援するための投資を行うことを発表。政府の協力のもとフランスのテクノロジーリーダー企業や教育研究機関、スタートアップとの連携を進めている。今回の受章は、これらの活動を通じてフランスへの貢献と、日本とフランスの関係促進に寄与したことが評価されたものとなる。

 富士通グループは、17年3月にパリ市サクレ地区に設立したAI分野に関するCoEの活動などを通じ、今後もフランスのエコシステムの発展を支援するとともに、日本とフランスのさらなる関係強化に向けて積極的に貢献していく方針。
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富士通=http://www.fujitsu.com/jp/