中国のEC大手「京東(ジンドン)集団」の日本法人は5月25日、欧州と中国を結ぶ「一帯一路」を走る貨物列車を開通させたと発表した。

ジンドンが運行を開始した貨物列車

 貨物列車は、5月11日から運行を開始している。独ハンブルグを出発後、ポーランドやベラルーシ、ロシア、カザフスタンを経由して中国に入り、計16日間で中国・西安市に到着する。

 運輸コストは空輸の5分の1程度で、運輸時間は海運に比べて半分以下に短縮できる。販売ピークなどのデータに基づいた商品供給が可能で、倉庫での保管コストも削減できるという。

 欧州からの貨物は、中国最大の国際内陸港・西安国際港務区を起点に、ジンドンの物流網を通じて中国各都市の保税倉庫に運ばれる。全運輸工程で貨物の厳密な追跡と監視が可能で、消費者は運輸中の商品でも購入できる。

 ジンドンは、中国最大規模の自社流通網を持ち、ECサイト京東商城(JD.com)で販売した商品を224の地域に届けている。