直販型中国通販大手の京東集団(JD、劉強東CEO)の傘下にあるクラウドベンダー京東雲がインテルと共同で7月5日、北京で記者会見を開いた。会見では、クラウドコンピューティング領域の協業成果を発表した。

 会見では、例年行われる通販サイト京東の大型特別セール 「京東618品質狂歓節」が6月1~18日の実施され、注文件数は1億件を突破、6月18日一日の注文件数は前年同日比60%増を果たしたと発表した。注文の85%はモバイル利用によるもので、前年比2.2倍になるとした。注文件数の処理には、京東雲のクラウドサービスのデータ転送やデータ分析、拡張性、リソース調達およびITインフラサービスの能力が問われた。

 京東雲のクラウドサービスは、インテルのコンピューティングやストレージ、IDC(インターネットデータセンター)の関連製品と技術を活用して、システムアーキテクチャを構築している。低コストかつ信頼性が高いシステムで、大量データをリアルタイムに処理する。その処理能力が京東618品質狂歓節で実証された。

 京東雲の首席アーキテクト楊海明博士は、「インテルは京東グループの電子取引や金融、パブリッククラウドなどの分野で、大切な戦略的パートナーである」と述べ、「インテルのSDI(Software Defined Infrastructure)およびクラウド技術の優位性が、サービスの拡大を強力にサポートする」と、京東雲のクラウドサービスのさらなる浸透に向け、協力関係を強化する考えを示した。(文/鄭麗花)