ディー・ディー・エス(DDS、三吉野健滋社長)と、ブロックチェーン関連の製品開発を行うカレンシーポート(杉井靖典代表取締役CEO)は7月9日、生体認証とブロックチェーンを融合した新技術による製品開発・販売を目的として協業すると発表した。

  DDSは創業以来、生体認証技術の研究開発を行ってきた。独自製品であるEVEシリーズとマガタマプラットフォームの販売や、2014年4月に生体認証を利用したオンライン認証の標準化推進を行っている米国のNPO団体であるFIDO Allianceに日本企業として初めて加盟し、FIDO規格の日本での普及活動とFIDO規格に準拠した自社製品マガタマプラットフォームの販売を行うなど、指紋認証を中心とした生体認証の応用用途を模索してきた。

 一方、カレンシーポートの代表取締役である杉井氏は、現在、ブロックチェーン推進協会(BCCC)の副代表理事、経済産業省のブロックチェーン検討会委員などを歴任し、ブロックチェーンに関する技術力を有しており、その普及に注力している。

 今回、KYC(Know Your Customer:顧客確認)技術の重要性が増すなか、DDSの生体認証技術とCPのブロックチェーン技術の組み合わせが、価値創造につながるという認識で一致し、今回の提携に至った。

 具体的な協業内容は、DDSとカレンシーポートの技術を用いて、ブロックチェーンとFIDO関連技術、その周辺領域の製品を共同で研究・開発する。また、開発する「Authkey」と「Deals4」に関し、同社が最終顧客に直接販売する場合を除き、DDSが一次代理店として販売を行う。