中国四川省成都市で7月19日、「中国ネットワーク・情報セキュリティ大会」が開幕した。全国から大学教授や企業の幹部らが集まり、セキュリティ技術の応用や人材の育成などについて議論する。20日まで。

中国ネットワーク・情報セキュリティ大会の会場

 大会は、中国電子学会や四川省経済信息化委員会などが主催した。今回で3回目を迎え、主催者を代表してあいさつした中国電子学会の劉明亮副秘書長は、「大会がここで開かれることは、成都市がセキュリティに強いことを示している」と呼びかけた。

 さらに劉副秘書長は「現在、セキュリティは多くの人に注目され、急速な発展と幅広い応用が進んでいる。今後、情報技術と情報セキュリティの重要性はより一層増すだろう」と強調。さらに「国家の情報をきちんと守り、専門家の育成にも力を入れていく」と訴えた。

 四川省は、成都市を中心にセキュリティの中心地になることを目指しており、セキュリティ産業の規模はすでに中国でトップクラス。四川省人民政府の牛暁峰副秘書長は「四川省の2017年のセキュリティ産業は、前年比138%の360億元(約6000億円)だった」と説明し、「セキュリティ産業の規模は中国全土の5分の1を占め、省別では2番目に大きい規模だ」と強調した。

 このほか、国家暗号管理局や工業信息化部の幹部らも駆けつけ、「経済が強く、大きくなるために、ネットワークとセキュリティの発展は重要だ」「セキュリティによってインターネットの安全が確保されなければ、国家の安全はない」などと述べ、セキュリティに注力する四川省を後押しする考えを示した。