Rubrikは、2014年に米カリフォルニア州パロアルトで創業し、日本法人は16年12月に設立した。提供するのは、仮想化環境に適したバックアップ/リカバリ用アプライアンス製品「Rubrik Cloud Data Management Platform」だ。U2サイズのきょう体に最大四つのノードを搭載できる。エージェントレスで動作し、重複排除/圧縮などの機能を備えたバックアップソフトウェア、サーバー、ストレージなど必要な機能をオールインワンで備えている。バックアップの対象はVM(仮想マシン)や物理サーバー、ファイルサーバー、アプリケーション、データベースで、容量や性能が足りなくなれば、アプライアンスを追加してスケールアウトできる。ルーブリック・ジャパンの神近孝之・SEリードは、「ジャンルは異なるがNutanixのハイパーコンバージドインフラ(HCI)のようなシンプルなもの」と説明する。