アイティフォー(東川清社長)は9月26日、沖縄県那覇市(城間幹子市長)がRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の実証実験として、同社のRPA業務自動化ソリューション「ナイス・アドバンストプロセスオートメーション(NICE APA)」を採用すると発表した。実証実験の期間は、今年10月から来年2月までの予定。

 那覇市では、職員がパソコン上で行ってきた膨大な量の定型業務に対する負担軽減と、手作業による作業ミスの防止が課題となっていた。今回同市は、2社のRPAツールを使って実証実験を実施。RPAの導入によって業務効率化や職員の負担軽減が可能となる対象業務の見極めと効果を検証する。

 その中でアイティフォーのRPAが採用されるのは、国民健康保険課の納税相談業務と課税説明業務の2業務。同市の職員が、国民健康保険に関する市民からの問い合わせに対応する際、従来は基幹システムや住基システム、滞納管理システムなど複数のシステムを同時に照会する必要があり、業務が煩雑となっていた。

 そこで那覇市は、NICE APAのシリーズ製品である半自動ロボット「NICE Desktop Automation」の実証実験を開始することを決定した。半自動ロボットは、各システムから必要な情報を必要なタイミングと順序でオリジナルの一つの画面(シングルビュー)に集約して表示したり、必要に応じてメッセージをポップアップして注意喚起したりすることで、職員の業務をアシストする。実証実験では、このRPA製品を導入することで、職員の業務効率化がどの程度図ることができるかどうかの検証を実施する。