アイティフォー(東川清社長)は9月5日、茨城県・千葉県など関東エリアを中心に展開するホームセンターのジョイフル本田(矢口幸夫社長)から、店舗BGM&CM配信サービス「アローサウンズ」とレジ応援や専門スタッフ呼び出しサービス「アロースタッフコール」を受注したと発表した。システムは超大型店を含む15店舗に導入され、来年6月末までに完了する予定。

 従来、ジョイフル本田の店舗では、有線放送はBGMのみの活用で販促に活用できていないほか、各店舗のBGMの配信内容や状況を本部が管理できていなかった。また、従来から一部店舗に導入済みのスタッフコールシステムは、有線型のために配線工事費が高く全店舗への導入が難しく最小限の活用にとどまっていた。そこで同社は、構造変革の取り組みの一環として、アイティフォーのアローサウンズとアロースタッフコールの導入を決めた。

 アローサウンズは、既存ネットワークを利用して、BGMと自社独自のCM放送を配信するサービス。今回同社は、従来の有線放送からアローサウンズに切り替え、敷地内にある建屋、全34軒に順次導入する。これにより低価格でのBGM配信が可能となり、BGM配信コストを約50%削減する。アローサウンズの自社収録CM機能により、タイムリーに来店中の顧客に直接音声で販売促進が可能となり、売り上げアップを図る。また同社は、アローサウンズの機器設置からCM収録、配信のスケジュール管理など全て自社で実施する予定。これにより、業者に依頼することで費やされていた時間やコストを削減することができる。

 アロースタッフコールは、店舗内に設置されたボタンを押すことでレジ応援や専門スタッフを呼び出すサービス。今回同社は、「無線型」アロースタッフコール15台を各店舗に順次導入予定だが、売り場面積が中型店で3万平米、超大型店舗では5万平米以上と一店一店が広大であるため、中継機を導入することで対応する。これにより、高額な配線工事費を削減できるため、これまで対応できなかった店舗内エリアにも呼び出しボタンを設置することが可能となり、効率的な売り場運営の実現と店員の業務負担の軽減を図る。同時に、顧客へのさらなるサービス向上にもつなげていく考え。