アイティフォー(東川清社長)は9月28日、ジュピターテレコム(J:COM、井村公彦社長)からRPA半自動ロボ「ナイス・デスクトップオートメーション」を受注し、第2弾として「入金業務」のRPAが9月から全国で本格稼働したと発表した。

 J:COMでは、顧客の手続きを行うオペレーションセンターで、オペレーターが複数のシステムを利用して多種多様な内容を登録・確認しているため、担当者の負担が大きく、業務時間の長期化と、それに伴うコストの増加が課題となっていた。この課題に対し、業務改革の一つの手法としてRPAの導入を検討、トライアルによる導入を決定した。

 トライアルの最初の業務として、今年3月に関東地区の「モバイルサービス(MVNO)申込業務」に、アイティフォーのRPA半自動ロボを導入。その結果、オペレーターの作業時間が1件当り11分から3分半へと約70%削減したという。この導入効果を確認したJ:COMは、今年3月にオペレーションセンター全拠点に展開、本格稼働を開始し、年間約1800万円のコスト削減効果を見込んでいる。また、作業時間の削減により、トレーニング、面談、他業務の改善活動など、より付加価値の高い業務に多くの時間を配分できるようになった。さらにロボット化によって入力精度が向上し、安定したオペレーションを実現した。

 MVNO申込業務での実績を踏まえ、J:COMではトライアルの第2弾として入金業務の自動化に着手、9月に全国でRPAが本格稼働を開始した。従来は、顧客から銀行に振り込まれた内容の確認やシステムへの登録を、担当者が毎日手作業で実施していた。そのため、この業務についても、担当者の負担が大きく、業務時間の長期化と、それに伴うコストの増加が課題だった。今回、入金業務の自動化をオペレーションセンター全拠点に本格導入することにより、同業務で50%の業務時間短縮、年間約3000万円のコスト削減を見込んでいる。