日本システムウエア(NSW)のグループ企業であるNSWテクノサービス(NSWT、中山寿人社長)と日東工業(佐々木拓郎社長)は10月2日、高セキュリティーデータセンター向けに入退システムと連携が可能なICキーサーバーラックソリューションの提供で協業すると発表した。

 今回の協業により、両社のデータセンター向けソリューションを融合することで、ICキーで指定ラックのみを施開錠し、アクセス履歴情報が残るセキュアなサーバーラックソリューションの提供が可能となる。このソリューションは既存の入退システムとの連携が可能で、セキュリティーレベルの向上を支援する。さらに、ヒューマンエラーのリスクを抱えるサーバーラックへの電源・ネットワークケーブルの配線も不要となるため、運用品質面でも向上を図ることができる。

 それぞれの役割については、NSWTが2014年6月から提供しているセキュリティーソリューション「CLIQ ソリューション」(フィンランドABLOY製)を活用し、入退システムと連携したカスタムアプリケーションを開発する。一方の日東工業は、サーバーラックの設計・製造・販売のノウハウを生かし、NSWTのシステムと組み合わせることで省施工・高セキュリティーなサーバーラックの開発を担う。

 すでに同システムは、来年度稼働予定の高セキュリティーデータセンターへの導入が決定している。今後、両社はICキー付サーバーラックの標準化やラック数に応じたサービス提供モデルを検討し、システム構築・導入から監視運用サービスに至るまで、きめ細かなサービス提供に向けて取り組んでいく方針。