アイティフォー(東川清社長)は、AI inside(渡久地択社長CEO)と11月に業務提携し、同社のAI-OCRソリューション「DX Suite」の提供を開始すると発表した。

手書き文字のテキスト化例

 DX Suiteは、画像認識したデータをテキスト化する際にAIを活用することで高い読み取り精度を実現。また、Neural-Xという共通エンジンが150社以上のユーザーの豊富な修正データを学習して進化する。同社のサンプル調査の結果では、DX Suiteの読み取り精度は、手書き文字でも文字単位で90%以上の読み取りが可能で、従来のOCRが実現できなかった文字と文字のつなぎ目や切れ目も判別できる。読み込んだ情報はその場で確認、修正することが可能となっている。

 アイティフォーでは、まず金融機関向けの個人ローン業務支援システム「SCOPE」とDX Suiteとの連携を開始した。SCOPEは、個人ローンの申し込み受付後の審査業務を自動化し、審査の効率化を実現する製品。SCOPEとDX Suiteを組み合わせることで、OCRがテキスト化した内容をSCOPEに連携することが可能となり、ミスの削減と効率化を図る。
 
「SCOPE」連携イメージ

 価格は初期費用が150万円、月額費用が従量課金で1項目1円の月額10万円から。同社では金融機関や地方自治体など幅広い顧客を対象に、今後3年で50社の受注を目指す。また、同社のRPA業務自動化ツールや自治体向けシステムなどさまざまな製品との連携を進めることで、顧客の業務効率化の実現に対するソリューションを提供していく考え。