NEC(新野隆社長)は、製造業における製造ラインの自動化を支援する「ロボット導入トータルサポートパッケージ」の販売を開始した。導入コンサルティングから生産ラインの設計、導入作業までを請け負うほか、ロボットの稼働状況を管理するシステムも提供する。3年間で累計150億円の売り上げを目指す。

松下 裕
執行役員

 デンソーウェーブなどのロボットメーカーとの連携と、NECプラットフォームズの工場へのロボット導入で得たノウハウを基にサービスを開発。ロボットの導入コンサルティングや人の作業を含むライン設計のほか、ロボット、ハンド・センサーやネジ締め・樹脂塗布などを行う自動機搭載ユニットなどのロボットシステムに必要な構成要素、ロボット稼働状況管理システムなどを提供する。またコミュニケーションロボット「PaPeRo i」を活用し、音声で作業指示を行うことでロボットと人がスムーズに作業できるという。価格は、標準的なケースで1200万円程度から。

 松下裕・執行役員は、同パッケージについて「生産ラインの設計・構築からIoT基盤、分析まで全ての領域を提供できるICTベンダーは当社だけ」と強調する。
 
生産現場のモデルライン

 ものづくりソリューション本部の北野芳直主幹は「ロボットの導入には、導入スキルや経験値が不足している、ロボット化できる工程が限定されるなどの課題がある。こうした課題を解決していきたい」と意気込みを語った。(山下彰子)