メッセージ配信ソリューション「Cuenoteシリーズ」を展開するユミルリンクは5月21日、SMS配信サービス「Cuenote SMS」をアップデートし、URLクリックカウント機能や差し込み配信機能を追加した最新版の提供を開始した。

 URLクリックカウント機能は、SMS内のURLをいつ・誰が・どのURLを・何回クリックしたかを測定する機能。管理画面からクリック率が確認できるほか、時間帯別、キャリア別に配信の効果を分析できる。ユーザーはこの結果を基に、より効果的なマーケティング施策を立案できるようになる。
 
差し込み配信機能の設定画面。
氏名や電話番号などのタグを選択することでCSVリストから情報を差し込める

 一方、差し込み配信機能は、SMS配信の宛先ごとに名前やユーザーID、URLパラメーターなどが異なる情報を差し込むことができる機能。個人に最適化したメッセージを配信でき、顧客満足度の向上に寄与する。これまで個別のメッセージを配信する場合、一通ごとに設定する必要があったが、CSVに対応したことであらかじめ用意したユーザーリストから、対応する情報を自動で差し込んで一斉配信ができるようになった。

 近年、カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上を重視する企業が増える中で、エンドユーザーとのチャネルの一つであるSMSの市場は拡大している。マーケティング本部の五十嵐崇之氏は「エンドユーザーに情報を届ける際、メールだと埋もれてしまったり、届かないことも多い。SMSは電話番号があれば確実に届く上、開封率も高い」とメリットを指摘する。
 
五十嵐 崇之氏

 同社がCuenote SMSをリリースしたのは昨年11月からで、現在までに25社近くの導入実績を積み上げてきた。五十嵐氏は「メール配信サービスの『Cuenote FC』とのクロスセルにもつながっていて、ファーストタッチはメールで一斉に情報を届け、反応があった顧客に個別のSMS、と使い分けている企業もある」として、既存のサービスとのシナジーも生まれているという。

 引き続き、Cuenote FCユーザーへのクロスセルを展開しながら新規顧客を開拓していく。認証などの面で開発が必要になるケースもあるため、ニーズによっては代理店によるパートナーセールスにも対応していく予定だ。五十嵐氏は「今後も当社は顧客がエンドユーザーにリーチするためにベストなチャネルを選択できる環境を作っていく。目標達成の選択肢として活用してほしい」とアピールした。(銭 君毅)