ユミルリンク(清水亘社長)は6月13日、メール配信システム「Cuenote FC」最新版の提供を開始した。もともと外部のMAベンダーとともに提供していた「カートリマインド機能」を独自に開発し実装した。Cuenote FCのオプションとして提供するほか、カートリマインド機能単体でも販売する。

 ECサイトの訪問者が商品を購入する直前、カートに商品を追加したままサイトを離れることを意味する“カゴ落ち”。今回追加されたカートリマインド機能は、カートを放棄した訪問者にリマインドメールを送信することでカゴ落ちに対処できる。同機能はECサイトのカート確認画面に指定のJavaScriptを埋め込むことで実装でき、メールコンテンツと配信のタイミングを設定することでリマインドメールを自動送信できる。また、同機能の効果は管理画面から確認でき、訪問者がカートを放棄した金額、リカバリーした金額などをリアルタイムに表示する。
 
カートリマインド機能の効果測定画面

 マーケティング本部の五十嵐崇之氏は「ECサイトでのカゴ落ち発生率は平均約65%、カゴ落ちによる損失はサイト売り上げの平均約2.5倍というデータがある。これだけの損失を放置しておくのはもったいない」と強調する。近年、Eコマースの普及でECサイトの数が増えており、ターゲット層は拡大している。一方で、複数サイトを比較検討する訪問者が増えているため、カゴ落ちも増加傾向にあるという。

 同機能は単体でも提供しており、ECサイトを扱う幅広い業界に対して提案していく。また、五十嵐氏は「不動産サイトの資料請求画面や転職サイトの希望求人登録画面などに埋め込めば感度の高い層にリーチできる」といい、ECサイト以外での活用も可能だとした。(銭 君毅)