KDDIウェブコミュニケーションズ(山崎雅人社長)は、全国の市町村とIT企業が連携協定を結び、ITサービスを活用して地方創生を促進するプロジェクト「Cloud ON(クラウドオン)」に取り組んでいる。第二弾として愛知県豊田市(太田稔彦市長)と連携協定を結び、「Cloud ON とよた」を発足した。
豊田市とKDDIウェブコミュニケーションズで連携協定を結んだ
「Cloud ON」プロジェクトの第一弾は、沖縄県の石垣市、糸満市、沖縄市、竹富町、宮古島市の5市町で、2017年4月に「Cloud ON OKINAWA」を発足。KDDIウェブコミュニケーションズのほか、沖縄セルラー電話、CAMPFIRE、Square、freee、FROGS、BASE、ライフイズテック、ラクスルの9社が参画企業として取り組んでいる。
沖縄県石垣島とも地方創生プロジェクトを推進している
今回立ち上:げたCloud ON とよたは、豊田市とKDDIウェブコミュニケーションズが連携し、豊田市内の中小個人事業主や生産者などを対象に、抱える課題に最適な支援をITを通じて行う。連携協定に先行し、まず農業分野で取り組みを実施する。稲作農家とネギ農家を対象に、センサーが変化を検知し電話やSMSで通知する「農作業支援通知IoTてるちゃん」の実証実験を開始した。