東芝ITサービス(石野誠社長)は7月24日、エンジニアのサービス力を競い合う社内コンテスト「CSコンテスト」を都内で開催した。今年は「システム運用部門」「電話応対部門」「保守技術部門(ネットワーク)」「保守技術部門(ストレージ)」「保守技術部門(OCR)」の計3部門5競技が対象。それぞれの競技で各地域の実力者が集結し、業務で培った技術力を競い合った。また、今年は新たな取り組みとして同社で活用しているウェアラブル端末による遠隔支援ツールと自動ディスパッチによる工程管理の展示ブースを設置した。

大会出場者が一堂に

 東芝グループ全体が再生に向けて踏み出した中、カスタマーサービスを担う同社では、コンタクトセンターシステムや現場で活用するウェアラブルデバイスなど社内のインフラを拡充することで業務効率を改善してきた。しかし、「ユーザーの心を捉えるにはインフラだけでは不十分で、各エンジニアの現場力、プロの技が必要になる」と大会委員長である堀伸一・サービス統括部統括部長は語る。今年のコンセプトである「お客様の期待に応えるプロの技 磨き、輝け サービス力!」にはそういった高品質なサービスを追求する意志が込められているという。
 
システム運用部門の様子

 採点では作業のスピードや正確性のほか、顧客対応の丁寧さなどを基に総合的に評価する。保守技術部門(ネットワーク)で最優秀賞を獲得した鉾之原剣斗さんは「提案活動がウィークポイントだったが、今回のコンテストを経験し自信につなげることができた」と語った。また、保守技術部門(ストレージ)の最優秀賞受賞者である菅谷法勝さんは「多くの方に見られる中で作業を行い、自信がついた。同僚や後輩にも参加を勧めたい」と振り返る。その他、システム運用部門で西川純一郎さん、電話応対部門で佐藤弘明さん、保守技術部門(OCR)で川原健二さんが最優秀賞を獲得した。
会場には多くの関係者が訪れ熱戦を見守った

 石野社長は「われわれの祖業でもある保守サービスは社員一人一人のプライドを形づくっている。年代、地域を越えて交流することで自分たちの技術力に矜持を持ってもらいたい」と大会の意図を強調した。(銭 君毅)