日本航空(JAL)は2月25日、長崎県内で、産業用無人ヘリコプターを使った貨物輸送実験を実施したと発表した。無人ヘリで空港間を目視外飛行で輸送した国内初の実験で、今後、事業化の可能性を探り、新たな航空貨物需要を開拓したい考え。

JALが産業用無人ヘリコプターで実施した貨物輸送実験の模様

 実験は2月18日に実施した。保冷容器に医薬品を想定した模擬貨物を入れ、冷温を保ったまま上五島空港―小値賀空港間(往復約46km)を無人ヘリコプターで輸送した。産業用無人ヘリコプターは、ヤマハ発動機の「FAZER R G2」を使用した。

 翌19日には、無人ヘリを使い、上五島空港から長崎県西海市(約35キロ)に鮮魚を輸送。長崎空港まで陸送した後、航空便で羽田空港まで運び、東京都内のレストランに届ける実験も実施した。