コンピューターマネージメント(CMK、竹中勝昭社長)は、3月11日に東京証券取引所JASDAQに上場した。上場初日の初値は4360円となった。

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 コンピューターマネージメントグループは、顧客の経営に直結するシステム課題を解決するITシステムソリューションを提供する独立ITトータルソリューションプロバイダーで、同社と連結子会社1社(ノックス)により構成され「働き方改革」の実現に向けたIT活用意識の高まりなどを背景に技術革新のスピードが増加し続ける情報サービス産業で、システムソリューションサービスを提供している。

 同社グループでは、事業領域を「ゼネラルソリューションサービス」「インフラソリューションサービス」「ERPソリューションサービス」の3つのサービスラインに区分して、事業を展開している。

 ゼネラルソリューションサービスは、同社グループの事業の中核となるサービスであり、金融業(銀行・保険・証券)、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野で、顧客であるエンドユーザーや国内ITメーカー、大手システムインテグレーターからの受託開発、運用保守を中心にサービスを提供している。

 インフラソリューションサービスは、顧客のITシステム基盤となるサーバーなどハードウェアの導入やネットワークの構築、データベース、アプリケーション基盤などのシステムインフラを構築するとともに、その後の運用や保守までの一連のサービスを提供しており、また、システム基盤の有効活用の観点から仮想化技術にも対応したサービスを提供している。

 ERPソリューションサービスでは、ERPパッケージベンダーのSAPジャパンと20年以上の取引実績があることから、SAP PESELLパートナー(ライセンス販売権保有)契約を結び、またパートナーパッケージソリューション(SAP-qualified partner-packaged solution for SAP Business ByDesign)の認定「CMK GROWTH」を取得している。加えて、SAPジャパンなどから製品の提供を受け、各製品の導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守、運用まで行い、ワンストップトータルサービスを提供している。

 同社グループが属する情報サービス産業界は、デジタルトランスフォーメーションの潮流のもとクラウド、IoT、フィンテック、ビッグデータ、AI、RPAなどへのIT投資意欲が依然として高く、活況を呈している。しかし、IT技術者不足は依然として継続しており、人材の確保と育成が大きな課題となっている。こうした状況のなか、同社グループは、ゼネラルソリューションサービス、インフラソリューションサービス、ERPソリューションサービスの3つのサービスを軸として、新規顧客の獲得による受注拡大、既存顧客との連携深化、安定的なサービス提供により収益の伸展を目指している。

 20年3月期の連結業績予想については、売上高61億3300万円(前期比10.6%増)、営業利益3億円(同17.0%増)、経常利益3億300万円(同17.0%増)、当期純利益1億8500万円(同5.3%増)を見込んでいる。