NEC(新野隆社長)は4月2日、21年度の新卒採用計画として前年度と同数の500人を採用することを発表した。また、即戦力として活躍可能な高度な専門性を有する人材獲得を加速するため、キャリア採用(経験者採用)を拡大する。20年度のキャリア採用は、前年度比100人増の400人を採用する計画。

NEC新卒採用ホームページ

 NECグループでは、ICTを活用して社会インフラを高度化する社会ソリューション事業を通じて、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指している。

 こうした取り組みをさらに強化するため、新たなビジネスを創出する情熱と志をもち、また枠を超えて挑戦し最後までやり抜くことのできる人材を採用する。性別や国籍などに関係なく多様な人材が切磋琢磨し、一人一人の可能性を最大化していくなかでビジネスイノベーションを加速していく。

 21年度の新卒採用では、事務系(営業/スタッフコース(営業、事業計画、資材調達、人事、経理、経営企画、法務、知的財産など))で200人、技術系(SEコース(システムエンジニア、サービスエンジニア)、開発コース(ハードウェア、ソフトウェア)、研究コース)で300人を採用する。

 「営業/スタッフコース」と「SEコース」では、より多様な人材を確保するため、文理不問の自由応募での募集・選考を行う。技術系の各コースでは、理系学部在籍の学生を対象に、本人が希望する事業領域ごとにジョブマッチング制での選考を行う。

 また、今年から優秀な人材に対して学歴別初任給ではなく、本人が担う役割に応じた報酬水準で処遇する新たな仕組み(新卒ジョブ型採用)を導入する。具体的には、「データサイエンス」「サイバーセキュリティ」「DXビジネス」「AI創薬」などの分野での一部のキャリア採用ポジションの門戸を学生に拡大する。学生の有するスキルと入社後に担う役割をマッチングし、成立する場合はキャリア採用ポジションの格付けで採用、職務ベースで月収を設定する。

 NECグループは、採用活動にもICTを積極的に活用しているが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、全国の応募学生の健康と安全を第一に考え、ウェブ会議ツールを活用した面接や学生とのコミュニケーションを実施する。