セールスフォース・ドットコム(小出伸一会長兼社長)は、新型コロナウイルスにともなう突発的な需要変化に対応し、急遽ECサイトの開設を行う企業向けに、最短2週間でECサイトの構築を可能にする「Eコマース特別ライセンスパッケージ」の提供を5月18日に開始した。同パッケージに限り、通常3年間のライセンス契約を1年間で提供する。


 国内の新型コロナ感染拡大の影響を受け、従来の店舗販売が制限される状況が続くなか、既存商品のオンライン販売強化や、設備を転換して急遽社会的需要の高い商品などの製品を製造し、直接販売(D2C)を始める企業が増えている。しかし、多くの企業では、突発的なアクセス増加により既存ECサイトや新規ECサイトに顧客がアクセスできなくなる、または在宅勤務などにより稼働できる人員が少ないなかで新たにECサイト開設に多くの労力を割くことが難しいなどの課題を抱えているのが現状だ。

 今回のEコマース特別ライセンスパッケージは、こうした急激なECサイトの構築需要に対応し、早期にECサイトを構築して企業が迅速に社会的需要に応えることができるように支援する。このライセンスパッケージを使うことで、企業は、開発着手から最短2週間でECサイトを立ち上げることが可能となる。

 パッケージの内容は、「Salesforce B2C向けECクラウド利用ライセンス」(B2C Commerce - Starter GMV、B2C Commerce - Plus - On Demand Sandbox Credits、Site Readiness Advisory(for Starter))と、「EC構築サービスパッケージ」で構成される。なお、EC構築サービスパッケージについては、Salesforceエコシステムである同社パートナー会社のワイヤードビーンズとOSF Global Japanが提供する。