米DataRobotとソフトバンクは、AIの活用実績がなくても容易に導入可能なAIマーケティングのパッケージサービスの提供を7月3日に開始した。

DataRobotのWebサイト

 今回提供を開始するのは、「マーケティングの効果測定」と「商品・サービスの需要予測」に活用できる2つのパッケージサービス。活用するデータの準備から分析モデルの構築・運用まで高速で実現するDataRobotのAIプラットフォームと、このプラットフォームの活用に必要なデータの選択・加工・分析手順をソフトバンクでの活用実績を生かしてまとめたマニュアル、ソフトバンクによるAIプラットフォームの運用に関わるコンサルティング、利用サポートをパッケージにして提供する。

 DataRobotのAIプラットフォームは、経済誌「Forbes」が公開した世界の有力企業ランキング「グローバル 2000」(18年)で、日本企業の上位10社のうち9社に採用され、AIを活用した組織の変革を推進している。

 一方、ソフトバンクは、これまでDMP(データマネジメントプラットフォーム)やCDP(カスタマーデータプラットフォーム)などの提供を通して、企業のマーケティング活動に欠かせないデータの収集やプラットフォームの構築を推進し、蓄積されたファーストパーティーデータの活用戦略の立案や施策の実行、効果検証などを支援してきた。また、自社のプライベートクラウド環境にDataRobotのAIプラットフォームを構築し、個々の顧客に有用な情報を適切なタイミングで届けるOne to Oneマーケティングに活用するなど、1年間で40を超える取り組みでDataRobotのAIプラットフォームを利用している。

 今回のパッケージサービスは、ソフトバンクがもつDataRobotのAIプラットフォームの活用ノウハウを反映したもので、ソフトバンクが販売を担う。また、ソフトバンクは顧客の要望に応じて、DataRobotのAIプラットフォームの運用に関わる個別の提案やコンサルティングも実施し、DataRobotと連携して、より多くの企業が高度なマーケティング活動を実施できるよう支援していく。