SCSKと日本資産運用基盤グループは10月2日、金融商品取引事業分野での互いの知見やソリューションを連携し、今後中長期的に成長が見込まれるIFA(独立系金融アドバイザー)などの金融商品・サービス仲介事業者に対し、CRM(顧客管理システム)や資産管理分析システムなどを中心とするシステムソリューションを提供する事業支援プラットフォームへの取り組みに関する事業提携について、9月30日付で基本合意に達したと発表した。

事業支援プラットフォーム運営のイメージ

 SCSKは、システムインテグレーターとして、証券会社をはじめとする様々な業態の金融機関向けに基幹システムソリューションを提供しており、金融商品取引事業分野での深い知見と実績をもっている。また、日本資産運用基盤は、資産運用分野を中心に、金融機関の新規事業開発や事業運営支援のソリューションを提供している。とくに、IFA向け事業運営支援や委託金融機関向けラップ事業開発・運営の支援など、金融商品・サービス仲介事業領域でのソリューション提供を強みとしている。

 今回の事業提携では、両社それぞれのリテール金融機関向けソリューションに関わる知見や強みを結合し、金融機関の基幹部分にも対応可能な高度な専門性を有しながら、どの金融機関にも依存しない中立的な事業支援プラットフォーム(日本版TAMP)を構築・運営することを目指す。

 まずは、21年春をめどに、米国の代表的TAMP事業者とのパートナーシップを通じ、その既存ツールを日本向けに改修する形で、金融商品・サービス仲介事業者向けのシステムソリューション基盤構築に向けたサービス提供を開始する予定。このシステムソリューション基盤は、オープンアーキテクチャー構造を基本とし、外部の様々なソリューションプロバイダーのライフプランニングツールなどの営業支援アプリケーションとの接続を自由に設計できるようにすることで、金融商品・サービス仲介事業者にとって使い勝手が良く、効率的なものとなることを目指していく。