ニューテックは、HDDを一切使用せず大容量の記憶領域が利用可能な「Cloudy NAS All Flash」の販売を10月20日から開始した。

Cloudy NAS All Flash

 Cloudy NAS All Flashは、独立したOS領域とデータ領域すべてにSSDを搭載したハイパフォーマンス製品。データ領域には、3D NAND技術を採用したデータセンター向けのハイエンドSATA SSDを採用しており、搭載デバイス単体のMTBF(平均故障時間)が300万時間と従来モデルのCloudyIII NAS搭載のSAS/SATA HDDに比べ1.5倍となっている。システム搭載時の性能でも標準出荷設定(RAID6時)比較で、従来の7.2K SATA HDDの25倍、10K SASの10倍のランダムリード性能を実現する。

 内部転送パフォーマンスの向上は、今後さらに高速になるLAN環境に最適で十分にその性能を発揮でき10、40、100GイーサネットやInfiniBandなど顧客環境に合わせたオプションの選択追加も可能となっている。

 大規模仮想環境や高解像度のコンテンツ制作環境、ディープラーニングシステム環境向けのファイルサーバーなど、従来のHDDでは満足できなかった高いアクセスパフォーマンスを要求する環境にも対応でき、頻繁に更新されるデータに対して実施するVSS(Volume Shadow Copy Service)やバックアップサーバーからの差分スクロールなどの短時間での処理を要求されるシーンでも応答性の良さを生かすことができる。

 オペレーションシステムには、最新のWindows Server IoT 2019 for Storage Standardを採用し、従来の機器と同様の使い勝手を提供する。

 Cloudyシリーズは、最大16TBのSATA HDDを36本搭載した大容量ベストセラーモデル、1万回転のSAS HDDを搭載したスタンダードモデル、そして今回発表する高速IOを実現したSSDモデルのCloudy NAS All Flashにより、全方位で用途に合わせた機種を選択することが可能となった。

 同社では、Cloudy NAS All Flashで初年度40台の販売を目標としている。