ニューテック(柳瀬博文社長)は10月8日、PCI-Expressカード型でNCQと暗号化に対応したKiteコントローラと障害時に活性交換可能なM.2型 SSDを2基搭載し、ミラーリングしたSSDユニット「Meisterシリーズ」の販売を開始すると発表した。


 Meisterシリーズは、一昨年発表したKiteコントローラ搭載のSSD製品。ミラーリングコントローラKiteは、IDEモードでもAHCIモードでも動作可能で、AHCIのメリットであるNCQコマンドもサポートしているほか、故障のため交換で取り外したSSDからのデータ漏えいなどのセキュリティリスクにも配慮し、データを暗号化してSSDに書き込む機能も備えている。

 既存のKiteはコントローラカードでの単体販売だったが、今回の製品ではミラーリングコントローラとSSD 2基をPCI-Expressスロットに装着できるカードサイズに一体化した。コンピューターからは論理的に1台のディスクとして認識されるようになっているため、ミラーリング機能を意識することなく既存のシステムに一般的なSSDのように容易に導入することができる。

 Phison Electronics製のコントローラを搭載したミラーリングコントローラ専用のSSDで、容量は256GB、512GBと1TBを揃えている。また、PCI-Expressスロットの背面から活性交換できると同時に静電気と放熱性を考慮したパッケージになっている。専用SSDのため、ファームウェアもミラーリングコントローラと連携しダイナミックSLCキャッシュやサーマルスロットリングを最適化するような工夫をしている。専用のSSDと内製化されたミラーリングコントローラを採用することにより、ファームウェアの対応が迅速、柔軟にでき、顧客の要望に応じたきめ細やかな対応が可能となった。

 受注開始は10月1日から。OEMのみで、MOQ(最低発注台数)は100台からとなる。同社では、初年度で5000台の販売を目標としている。