アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は11月25日、ABJとセーファーインターネット協会(SIA)が取り組む海賊版サイト対策に参画したと発表した。

取り組みのイメージ図

 今回、ALSIが参画する取り組みは、ABJとSIAが連携して実施する海賊版サイト対策の一環で、ABJが「海賊版サイト」と認定したサイト情報をセキュリティ・フィルタリング事業者などに提供し、海賊版サイトへのアクセスの制限、抑制を目的としたもの。提供された情報は、ALSI製品やALSIのグループ企業であるネットスターのウェブコンテンツ・データベースサービスのデータベースと携帯電話向けのフィルタリングサービスに反映され、海賊版サイト対策に貢献する。

 昨今、権利者に無断でインターネット上に映像、音楽、出版物などを掲載する、いわゆる海賊版サイトが社会問題となっており、その被害も深刻化している。サイトが閉鎖されても、その後もまた類似のサイトが生まれるなど、海賊版サイトは継続して存在しており、こうした状況に対応するため、出版業界では「STOP!海賊版」キャンペーンを展開するとともに、出版・通信・IT事業者など民間での連携を進めてきた。

 ALSIは、96年に日本で初めてフィルタリング事業を開始し、日本初の法人向け国産ウェブフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」を提供している。子ども向けポータルサイトである「Yahoo!きっず」の画像検索機能にもフィルタリングサービスを提供するなど、インターネットの安心・安全な利用を推進する活動を展開している。

 今回のABJとSIAの取り組みは、ALSIのほか6社、合計7社がABJから海賊版サイトについての情報提供を受け、被害拡大防止に協力するものとなる。ALSIでは、InterSafe WebFilterなどのALSI製品、ネットスターのウェブコンテンツ・データベースサービスのデータベース、携帯電話向けのフィルタリングサービスへの反映を実施する。

 ALSIとネットスターは、今後も関係機関との協力を強化し、安心してインターネットを利用できる環境作りに取り組んでいく考え。