東芝、東芝デジタルソリューションズ(TDSL)とSAPジャパンは3月25日、東芝グループの次期基幹システムの構築および稼働後の活用を最大化することを目的とした「戦略パートナーシッププログラム」を結んだと発表した。

 東芝は2019年11月、ERPとして「SAP S/4HANA」を採用した。今回のパートナーシップにより、さらにクラウドベースのアナリティクスソリューション「SAP Analytics Cloud」、調達・購買ツール「SAP Ariba」などを東芝グループに導入していくことで、グループ全体のデジタル変革に取り組んでいくという。

 東芝グループは、19年度から5カ年の計画で始まった中期経営計画「東芝Nextプラン」において、「サイバー・フィジカル・システム(CPS)」企業を目指すことを経営戦略の中核としている。その中で、「プロセス改革・システム刷新」を主要改革の1つに位置付け、SAP S/4HANAをはじめとするSAPソリューションの採用を決めた。現在、グループ内の既存システムの80%以上を刷新するとともに、全システムの90%以上のクラウド化に取り組んでいる。

 また、TDSLとSAPジャパンは東芝グループでのプロセス改革・システム刷新におけるシステムの構築や運用保守の知見を生かし、SAPソリューションの外販ビジネスで協業していくとしている。