大興電子通信(DAiKO)は、ネットワンパートナーズが提供するSaaS型タレントマネジメントシステム「カラタレ」の販売を4月1日に開始する。

システム利用イメージ

 質問に対して回答を選択する従来型の適性検査は、質問数が非常に多く時間がかかるとともに、結果を良く見せようとするバイアスがかかることで精度が下がるという問題があった。これに対してカラタレは、シリコンバレーのスタートアップ企業であるdotinが開発した、色彩心理学を活用したAI技術によって、画像を選ぶだけの簡単な操作でバイアスフリーの特性分析を実現している。

 このAI技術は、潜在意識分析にフォーカスしており、言語化が難しい潜在的なパーソナル情報を分析結果として表示する。カラタレの信頼度については、dotinのCTO(最高技術責任者)でモスクワ国立工科大学の准教授であるRoman Samarev氏が、3年間の研究と1万人以上に対する正確性テストを重ねており、従来型の適性検査と比較して約83%の信頼度が証明されている。

 今回、DAiKOでは企業の人材活用を推進する新たなアプローチとして、カラタレの販売を開始する。カラタレを活用することで、経験や勘に頼っていた配属判断を定量的な裏付けに基づいて実施することができる。従業員の活躍の場を広げることが可能となり、職場になじめない従業員の退職・離職抑止のほか、ハラスメントの防止や社内コミュニケーション強化といった効果が期待できる。

 同社では、今後3年間で1万IDのライセンス販売を見込んでいる。なお、販売開始キャンペーンとして、同社のクラウド型情報配信ソリューション「i-Compass」を利用中の顧客を含め、先着10社の企業に2カ月間の無償トライアル版を提供する。