米ザイリンクスと自動運転向けエンベデッドAIソリューションプロバイダーの中国Motovisは、新たな協力体制を確立し自動車市場、とくに前方カメラシステムの車両認識と制御向けに、ザイリンクス オートモーティブ(XA)Zynqシステムオンチップ(SoC)プラットフォームと、Motovisのたたみ込みニューラルネットワーク(CNN)IPを組み合わせたソリューションを提供する。
 


 提供するソリューションは、たたみ込みニューラルネットワークを使用して低レイテンシの画像処理、柔軟性、スケーラビリティを優れたコスト効率で実現し、NCAP(European New Car Assessment Program:欧州新車アセスメントプログラム)2022の要件に必要な幅広いパラメーターをサポートしている。

 また、28nm/16nm XA Zynq SoCファミリとMotovisのCNN IPを組み合わせ、ハードとソフトを最適に分割する柔軟性を備えるとともに、Motovisの深層学習ネットワークをホストするカスタマイズ可能なCNN固有エンジンを備えている。

 さらに、最大8メガピクセルの画像解像度をサポート。OEMとティア1サプライヤーは、Motovisの認知スタックの上層に独自の機能アルゴリズムを積み重ねることができるようになり、デザインを差別化して将来性をもたせることが可能となる。

 なお、前方カメラシステムはレーンキープアシスト(LKA)、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などの安全性の維持に重要な役割を果たす高度なセンシング機能を提供する先進運転支援システムに不可欠な要素となっている。