伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、富士フイルムRIPCORDの企業内に蓄積された大量の紙文書をロボットが高速に電子データ化し、自動的に分類してクラウドに格納する「富士フイルムRIPCORD文書電子化サービス」を9月10日から取り扱っている。

「富士フイルムRIPCORD文書電子化サービス」の特徴

 富士フイルムRIPCORDが日本とアジア太平洋地域で提供している文書電子化サービスは、ロボティクス技術とAIを使用した紙文書のスキャニングサービス。これまでは不可能だった数億枚の文書を短納期・低コストで電子データ化する。紙文書のスキャン時にホチキス位置をロボットが特定し自動で外すことに加え、紙文書をイメージデータ化した後は文字認識(OCR)とAI技術でタイトルやタグなどの属性データを自動で抽出し、クラウド型のコンテンツ・サービス・プラットフォームに分類して保存する。

 ユーザー企業は、どこからでもアクセスできるクラウド型のコンテンツ・サービス・プラットフォームに保存された電子データを活用することで、働く場所を限定しないペーパーレス化が推進できるとともに、保管倉庫や廃棄物の削減を通した環境負荷の低減を図ることができる。

 CTCは、富士フイルムRIPCORD文書電子化サービスが提供するAPI機能を活用し、クラウド型ストレージサービス、ワークフローシステム、CRM、BI、基幹系システムなどとの連携ソリューションを提供することで電子化された紙文書データの利活用を促すとともに、データの活用状況を可視化するプロセスマイニングによる業務改善の提案を通して、顧客企業のDXを推進していく。

 今後、紙文書を電子化したい官公庁、金融業、製造業や流通業を中心に展開し、3年間で10億円の売り上げを目指す。