ディー・ディー・エス(DDS)は、万能認証基盤「Themis」、クラウド本人認証「マガタマサービス」を、シトリックス・システムズ・ジャパン(Citrix)のアプリケーションデリバリーと負荷分散機能を実現する「Citrix ADC」と連携した。これにより、マルチクラウドで提供される各種アプリケーションへのシングルサインオンを実現し、デバイスや場所に関係なく、さまざまな業務をセキュアに行える環境を支援していく。

Citrix ADCとThemis・マガタマサービスの連携イメージ

 Citrix ADCは、高速で信頼性の高いセキュアなアプリケーション配信を実現。社内や社外に関係なく安全にアプリケーションを提供し、認証連携、暗号化、リモートアクセス、アプリケーションファイアウォールなど、サービス提供に不可欠なセキュリティ機能も備えている。

 Themisは、指紋認証をはじめとする生体認証、ICカード認証、パスワード認証など、さまざまな方法による認証を実現する認証基盤。Windows(Active Directory)、Chrome OS、ネットワーク、アプリケーションなど、幅広いシステムへのログインに対応している。認証方法とログイン対象を自由に組み合わせて利用することで、システムが要求したセキュリティレベルに応じたそれぞれの認証方法の活用が可能になり、従来の認証と比較して高いセキュリティを保つことができる。

 マガタマサービスは、業務で利用する複数のウェブサービスへのログイン情報を一つにまとめてパスワードレスを実現する。パスワードの使い回しをなくして利便性・効率性を向上するとともに、認証には次世代オンライン認証規格「FIDO」に準拠した生体認証やワンタイムパスワード認証を利用することで、安全性を強化するクラウドサービスとなっている。

 今回の連携により、ユーザーはマルチクラウドに加え社内で提供されるアプリケーションに対しても、多要素認証を用いたシングルサインオンで社内外問わず安全にアクセスできるようになる。また、この認証はゼロトラストセキュリティモデルの構築時にも有効であるため、セキュリティを担保しつつ業務を行うことが可能となる。