SCSKは、無線通信技術である4G/5Gを利用したモバイルプラットフォーム「S-NICS SIM(エスニクスシム)」を12月1日から提供している。SCSKグループが提供する各種ソリューションへのモバイルコネクティビティとして、順次サービス強化を図っていく。

「S-NICS SIM」モバイルプラットフォームイメージ

 S-NICS SIMは、法人向けのMVNOサービスとして、顧客の事業革新とDXを支援。丸紅ネットワークソリューションズとの協業で開発した。同モバイルプラットフォームを使い、革新的な技術を有する先進企業との協業でサービス共創を促進していく。

 S-NICS SIMを活用したサービス共創の第一弾として、イニシャル・ポイントの多要素認証サービス「JinCreek(ジンクリーク)」を活用してSIM接続の多要素認証機能(MFA)を付与する「SNICS SIM MFA Plus」を提供する。

 SNICS SIM MFA Plusは、リモートアクセスにインターネットやVPN機器を必要としないため、インターネットの脅威にさらされることなく安全なネットワーク接続を実現する。また、SIMの利用を多要素認証(SIM、デバイス、ヒト)によって接続保護することで、SIMの利便性はそのままに紛失盗難時のなりすましリスクも防ぐことができる。さらに、外出先、在宅環境問わずどこでもモバイル閉域ネットワークを介して拠点と同様のプライベートネットワーク環境を実現する。

 同社では、S-NICS SIM MFA Plusなども含めて、今後5年間で4万回線の新規法人回線契約を目標としている。

 モバイルプラットフォームの今後の展開については、同社が強みとしているデータセンターサービス、プライベート・パブリッククラウドサービスとの接続性を高め、自社開発の業務アプリケーションシステムを含めたコラボレーションを推進。また、S-NICS SIMのローカル5G対応も予定しており、ハイブリッド5G、スマートオフィス、スマートシティ、スマートファクトリーといったEnd-to-EndのDX、IoTサービスを提供するとともに、他社のプロダクト・サービスと同モバイルプラットフォームを組み合わせたサービス共創を積極的に行っていく。