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福岡市が実証実験フルサポート事業に採択、ぷらっとホームなどが展開するIoTデータ取引基盤「PTPF」

2022/02/01 15:30

 ぷらっとホームは、ブロックチェーン事業に関連したプロダクト開発を行う暗号屋と、福岡の街づくりに取り組む総合ディベロッパーである福岡地所と連携して取り組むIoTデータ取引基盤「PTPF」を活用したスマートシティ化のプロジェクトが、福岡市と福岡地域戦略推進協議会が実施する「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択された。


 今回、福岡市実証実験フルサポート事業に採択された実証実験プロジェクトは、IoTデータ取引基盤のプロトコルであるPTPFを活用し、福岡市内にあるスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next(fgn.)」にすでに設置されたIoTデバイスデータの相互利用とデータ売買の可能性を探るというもの。

 将来的には都市を超え、交通やエネルギーなどさまざまなデータの連携をPTPFを通して行うことを想定しているが、まず今回の実証実験ではfgn. 施設内のIoTデバイスをPTPF連携してデータのやり取りを行い、自社でIoTデバイスを開発しなくともデータビジネスが可能になることを実証する。

 また、実証実験を通して「データがいくらで売れるのか、どんなデータが売れるのか」など、データの価値についても検証を進める予定。実証実験の発展形として、実験フィールドの拡大や、行政が保有するデータの活用検討、公共施設にあるIoTセンサーの利用なども視野に入れながら、PTPFを活用したスマートシティ化への促進に取り組んでいく。

 PTPFは、ブロックチェーンを活用した「PTPFプロトコル」で形成されたネットワーク。PTPFプロトコルは、IoTデータの相互利用を促すプロトコルであり、IoTデータに取引情報を付加し、データ取引を実現する。これにより、データ取引時の障壁がなくなると同時に、社会全体で共通のデータ活用が可能となることで、各都市が共同でスマートシティ化に取り組むことができる。さらに、データの売買に関わる各役割にレベニューシェアが行われることで、一部の企業による独占的なデータ活用の収益構造から、データの収益が分配される構造へと変わる。

 なお、今回の実証実験では、実証フィールドをfgn.が提供し、ぷらっとホームは知財を提供、福岡地所はデータの価値と取引の検証を行い、暗号屋はアプリの開発やPTPFをわかりやすく社会実装するためのビジネスモデルの設計と最適化を行う予定。
 

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外部リンク

ぷらっとホーム=https://www.plathome.co.jp/

暗号屋=https://www.ango-ya.org/

福岡地所=https://fukuokajisho.com/

「PTPF」=https://ptpf-protocol.org/

「福岡市実証実験フルサポート事業」=https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/mirai/fullsupport.html

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