ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード)は5月20日、Vector Capitalが新たに大規模な株式投資を行い、Francisco Partnersとその他の共同投資家がこれまで保有していた持分を取得し、ウォッチガードの大株主となる正式契約を結んだと発表した。財務条件は明らかにしていない。

 1996年に設立されたウォッチガードは、25年以上にわたってエンタープライズグレードのセキュリティをさまざまなタイプの組織に提供してきた。ベストオブブリードのセキュリティ製品/サービスを提供し、マネージドサービスプロバイダー(MSP)がこれらのソリューションを容易に導入・管理できるようにするといった独自の取り組みにより、高度なサイバーセキュリティをけん引してきた。

 これまでVector CapitalとFrancisco Partnersが10年以上にわたって共同出資し、その間にウォッチガードは信頼できるネットワークセキュリティベンダーから本格的なサイバーセキュリティプラットフォームプロバイダーへと変貌。現在、ウォッチガードのUnified Security Platform(統合型セキュリティプラットフォーム)は、1万7000以上のMSPが利用しており、世界25万社以上の企業のビジネス環境、ユーザー、ネットワークを保護している。

 Vector Capitalでは今回、これまでの出資を生かし、ウォッチガードの経営陣と提携し、同社の成長をさらに加速させることができる立場となった。ウォッチガードは、クラウドトランスフォーメーション、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)、拡張型検知/レスポンス(XDR)、マネージド型検知/レスポンス(MDR)、そしてMSP向けのセキュリティオートメーションとシンプル化のさらなるイノベーションをはじめとした重要分野への投資を継続していく。

 このトランザクションは、慣習的な条件にしたがい、22年第3四半期末までに完了する予定。