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HENNGEがアップセル施策を強化、“脱VPN”機能を軸に
2022/09/01 16:00
週刊BCN 2022年09月05日vol.1937掲載
HENNGEは、オンプレミスで稼働する業務システムに外部からアクセスできるソリューションの「HENNGE Connect」を軸にした、アップセル施策を強化する。外部からの社内システムへの接続にはVPNが用いられることが多いが、HENNGE Connectを利用すると、従来、社内からしかアクセスできなかったWebベースのアプリケーションを、VPNなしでどこからでも利用できるようになる。HENNGE Connectは、SaaS向け認証基盤サービス「HENNGE One」の上位エディションで提供する機能としており、VPN依存からの脱却を目指す企業に向けて訴求を図る。
テレワーク中、社外からの接続を想定していないオンプレミスのWebアプリケーション(グループウェア等の社内ポータルサイト、勤怠システムなど)を利用する場合、VPNに接続する必要があった。VPNに依存するシステム構成では、VPN機器や回線帯域がボトルネックとなって生産性の低下を招くことがあるほか、SaaSアプリケーションとは別にVPNのアカウントを管理しなければならないため、適切な運用を行わないとセキュリティ上のリスクが高まるといった問題があった。
HENNGE Connectは、社外からの接続を待ち受ける軽量なエージェントソフトを社内に導入するだけで、Webアプリケーション自体には変更を加えることなく、外部からのアクセスが可能になるソリューション。HENNGE Oneが備えるアカウント管理機能、各種セキュリティ機能が利用できるため、接続時の安全性も高めることができる。
HENNGE Oneの一機能として提供され、同サービスの上位エディションである「HENNGE One Pro」「HENNGE IdP Pro」でのみ利用できる。社内のWebアプリケーションにアクセスするためだけにVPNを残している企業などに向けて、HENNGE Connectを含む上位エディションの提案強化を図る。ユーザー企業向けにオンプレミスの業務システムやVPNを保守・運用しているSIerなどに対しても、システム構成の簡便化を図れる商材として紹介していく。
(日高 彰)
HENNGEは、オンプレミスで稼働する業務システムに外部からアクセスできるソリューションの「HENNGE Connect」を軸にした、アップセル施策を強化する。外部からの社内システムへの接続にはVPNが用いられることが多いが、HENNGE Connectを利用すると、従来、社内からしかアクセスできなかったWebベースのアプリケーションを、VPNなしでどこからでも利用できるようになる。HENNGE Connectは、SaaS向け認証基盤サービス「HENNGE One」の上位エディションで提供する機能としており、VPN依存からの脱却を目指す企業に向けて訴求を図る。
テレワーク中、社外からの接続を想定していないオンプレミスのWebアプリケーション(グループウェア等の社内ポータルサイト、勤怠システムなど)を利用する場合、VPNに接続する必要があった。VPNに依存するシステム構成では、VPN機器や回線帯域がボトルネックとなって生産性の低下を招くことがあるほか、SaaSアプリケーションとは別にVPNのアカウントを管理しなければならないため、適切な運用を行わないとセキュリティ上のリスクが高まるといった問題があった。
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