ピュア・ストレージ・ジャパンは3月16日、非構造化データの収容を想定した大容量のオールフラッシュストレージ「FlashBlade//E」の国内提供を発表した。4月末に販売を開始する。容量あたりの単価を抑え、導入コストはHDD型のストレージ製品並みとした。エネルギー消費や設置スペース、将来のデータ移行コストなどを加味したTCO(総保有コスト)ではHDDよりも優れた経済性を実現するとしている。
同社はこれまで、容量を重視したオールフラッシュ製品としてブレード型のスケールアウトストレージ「FlashBlade//S」を提供していたが、今回のFlashBlade//Eはさらに容量あたりの単価を低価格化することをねらいとし、HDDの中でも容量単価の安い「ニアラインHDD」を用いたストレージとも価格競争力のある製品に仕上げた。
田中良幸 社長
SSDとコントローラー用CPUを搭載した「制御シャーシ」と、SSDのみを搭載した「拡張シャーシ」から構成される。1台のシャーシが2PBの容量を提供し、最小構成は制御シャーシ1台+拡張シャーシ1台の4PB。さらに容量が必要な場合は、拡張シャーシを追加すれば2PB刻みで増やすことができる。 同社ではストレージ容量や将来のアップグレードをサブスクリプションで提供する「Evergreen」サービスに注力しているが、田中良幸社長によると、グローバルでは2022年11月~23年1月の四半期でサブスクリプション事業が前年同期比30%拡大したという。国内ではグローバルの勢いには届かないものの、「大手のお客様からは買い切りとサブスクリプションの両方の提案が求められるようになっている」(田中社長)といい、日本市場でもサブスクリプション事業が確実に成長していると説明した。
(日高 彰)